赤ちゃんの服を上下セパレートにする具体的な時期は特に決まっていません。「寝返りを始める」「座れるようになる」「つかまり立ち」といった発達の各段階に合わせて判断して始められます。
子どもの首が座って寝返りをうつようになると、少しずつ子育てにも余裕が生まれ、子どもにオシャレな服を着せて外出したくなる頃でしょう。
一体型の服も赤ちゃんらしさが出てかわいいですが、上下別のものを選ぶことで、見た目の可愛らしさや選択肢の幅が広がります。
この記事を通して、赤ちゃんにセパレートの服をいつから着せ始めるか、どのような点に注意したら良いかをご紹介します。
この記事では、以下の点について解説します
- 上下セパレートの服にするおすすめの時期
- 赤ちゃんのパジャマを上下セパレートにする適切な時期
正しい時期を知ることで、お出かけの際の服選びがもっと楽しくなりますよ。
Contents
赤ちゃんのセパレートの服、いつから?
赤ちゃんの服をいつ上下別にしようかと悩むのはよくあることです。
一体型から上下セパレートの服への移行は、赤ちゃんの成長、「寝返り」「座る」「つかまり立ち」といった段階に合わせて行いましょう。
寝返りはだいたい生後4~6ヶ月頃から始まり、座るのは生後7~8ヶ月頃、つかまり立ちは生後11ヶ月頃が一般的です。生まれてすぐの頃には50や60サイズがすぐに小さくなることが多いですね。
つかまり立ちを始めると、上下セパレートの服が着替えやすくなり、オムツもパンツ型に切り替える絶好のチャンスです。特に、オムツを替える時には下の服だけ脱がせば済むので、手間が大幅に省けます。
オムツが漏れた時にも、一体型の服では全てを交換する必要がありますが、セパレートなら下だけ替えることができるので、とても便利です。
上下セパレートの服に切り替えるタイミングについて迷っている方へ、最適な時期をこの記事でしっかりと解説します。
寝返りの始まりと衣服選び
赤ちゃんが寝返りを始める時期は個人差があり、早い子では4か月頃から見られます。この成長段階では、一体型の服よりも上下セパレートのものが着せにくいと感じるかもしれません。
まだ首がしっかりしていないので、着せるときは赤ちゃんの首をしっかりと支えることが大切です。
自分で座れるようになったら
一般的に赤ちゃんが自分で座れるようになるのは7〜8か月頃です。首がしっかりしてきたこの時期には、上下セパレートの衣服の方が扱いやすくなります。
動きが活発になるため、一体型からセパレートへの移行を考える時期かもしれません。座っている時は上の服を、まだつかまり立ちができないなら横にして下の服を履かせると良いでしょう。
着替えは赤ちゃんが安全な柔らかい場所で行うようにしてください。
つかまり立ちをしたら
つかまり立ちができるようになると、服の着せ替えがずっと簡単になります。立った状態で上下の衣服を着せられるようになり、外出先での急な着替えもスムーズにできます。
ただし、まだしっかりと立てないので、転倒に注意し、柔らかい床やソファ上での着替えは避けましょう。
赤ちゃんの肌着、いつから上下セパレートにする?
赤ちゃんの肌着をセパレートタイプに切り替えるタイミングは、一般的には8〜11か月頃が目安とされています。
- 下半身だけが汚れた場合はその部分のみの交換で済む
- ボタンの付け外し不要で着替えやおむつ替えが楽に
- 股のボタンがないため、トイレトレーニングがしやすい
「いつから」という明確なルールはなく、赤ちゃんの成長段階に合わせたタイミングが大切です。この時期の赤ちゃんは自分でしっかり座れるようになり、はいはいやつかまり立ちを始めるので、活発に動き回ります。
夜はお腹が出ないように一体型を選ぶなど、適切な工夫をすると良いでしょう。肌着選びでは身長だけでなく体重も考慮することで、最適なサイズを見つけられます。
敏感肌の赤ちゃん向け、素材にこだわった肌着選び
特に敏感肌の赤ちゃんにおすすめしたいのが、オーガニックコットンを使用したセパレートタイプの肌着です。
敏感肌でも安心して使える素材で、快適な着心地を実現します。直接肌に触れるものだからこそ、高品質な素材を選びたいですね。
1歳のセパレート肌着の選び方:体型と着丈に注目
1歳頃になると歩き始める子どもも増え、より活動的になります。そのため、汚れた際に早く着替えができるセパレート肌着が便利です。
お腹が出やすい子、身長が高い子、細身の子など、それぞれの体型に合わせた着丈を選ぶことが重要です。
広い襟元のトップスを合わせる際は、見えにくいキャミソールタイプの肌着が良いでしょう。男の子でも、キャミソールタイプを持っておくと着こなしの幅が広がります。
赤ちゃんのパジャマはいつから上下セパレートにすべき?
赤ちゃんのパジャマをセパレートに変更する正確な時期は決まっていませんが、生活リズムを整えたいと思った時が始める良いタイミングです。
生後すぐの赤ちゃんは主に授乳と睡眠が中心なので、特別に「パジャマ」を用意する必要はありません。しかし、生後3ヶ月頃から夜間の睡眠が長くなり始めたら、パジャマを準備するのがおすすめです。
「お風呂の後にパジャマを着て寝る」という日課を作ることで、より良い夜の睡眠を促すことができます。
セパレートパジャマは選択肢が限られているかもしれませんが、最小60サイズから提供されているようです。
- 60サイズ:生後3〜6ヶ月(約6kg)
- 70サイズ:生後6〜12ヶ月(約9kg)
- 80サイズ:生後12〜18ヶ月(約11kg)
首がしっかりしていない赤ちゃんにセパレートの服を着せる場合は、特に注意が必要です。
保育園では着脱のしやすさやトイレトレーニングの便宜を考慮して上下セパレートの着用を推奨することもあります。自分で着脱を行う練習は、子どもの自立心を育てることにも繋がります。
保育園で見せる子どもの自立した行動は、家庭では見られない甘えた態度とは異なり、親にとって新たな発見と喜びの源となるでしょう。
男の子用セパレートパジャマの選び方
男の子に最適なセパレートパジャマを選ぶときは、彼らが好きなキャラクターや乗り物、そしてお気に入りの色を基準に選んであげましょう。
お風呂上がりにパジャマを嫌がることもあるかもしれませんが、気に入ったデザインであれば喜んで着てくれるはずです。
このタイプのパジャマは着脱の練習にもなり、友だちの間でちょっとした話題になるかもしれません。
女の子用セパレートパジャマの選び方
女の子用のセパレートパジャマでは、彼女たちが好きなキャラクターや色、デザインを選ぶことが大切です。
女の子は自分の好みについてはっきりとしていることが多いので、一緒に選ぶと喜ばれます。かわいらしいデザインで、腹巻き付きのパジャマにすれば冷え対策にもなるのでおすすめですよ。
好きなキャラクターのパジャマを身につけることで、日常生活の小さな頑張りも楽しくなり、子どもたちも褒められることで大きな喜びを感じるでしょう。
ベビー服、肌着、パジャマのセパレート服の適切な切り替え時期まとめ
ベビー服をセパレートスタイルにする適切な時期に固定のルールはありませんが、「寝返り・お座り・つかまり立ち」ができるようになったら考え始めると良いでしょう。
肌着をセパレートタイプに変更するのも特に決まりはなく、だいたい8〜11ヶ月ごろが一般的な目安です。夜は体をしっかり包む一体型を選ぶなど、状況に応じた使い分けがおすすめです。
肌着を選ぶ際には、敏感肌の赤ちゃんにもやさしいオーガニックコットンなどの肌触りの良い素材を選ぶことが推奨されます。
1歳ごろの肌着をセパレートで選ぶときは、子どもの体型や服の長さに気をつけて選ぶことで、失敗を避けることができます。
パジャマをセパレートタイプにする最適な時期は、生活リズムを整えたいと思った時からです。
男の子用のセパレートパジャマはキャラクター、乗り物、色を基準に、女の子用はキャラクター、色、デザインを基準に選ぶと、子どもたちが喜んで着てくれます。
子どもとの貴重な時間をセパレートスタイルのベビー服選びを通じてさらに楽しみ、思い出に残る瞬間をたくさん作りましょう。